2006年11月13日月曜日

シナリオ作成法 lesson 07


3週間ぶりの授業。
前回描き出したアクティビティマップをもとに、ダイアグラムを作成するフェーズに移行。ポイントは以下の4つである。
a) map, world : 地図、世界観をふまえて、出来事を空間的に記述する。
b) time, event : 出来事の順、因果関係をふまえて、出来事を時系列的に記述する。
c) activities, experiences : 登場人物の行動や経験、かかわり合いに基づいて全体を構造化する。
d) items, parameter : 登場するアイテムや様々な変化に注目し、出来事の伏線や物語り展開の要素と位置づける。

前回の「経験の記述:アクティビティマップ」モードでは、a)タイプ、b)タイプの表現が多かったので、それぞれ今日は逆の表現を試みるようアドバイスを行った。本当はc)、d)表現を期待しているのだが、説明が難しい(通訳してもらうのでなおさら)ので、あまり強調しなかった。しかし学生たちの意気込みや熱心さをみているとどこかのチームでそんな表現が出てくるかもしれないという期待もある。 次回はいよいよこの授業一番の山場・・・。 
今日提出してもらったレポートは12月上旬に行う学内展示に向けての準備だが、「第三者へのプレゼンテーション」という部分がうまく伝わっていなかったのか、期待していた表現に届いていなかったので、次回までにやり直し。